Chika Terashima 寺嶋 知花 2016年入社
京都 制作課
Interview Movie

めざすのは
クリエイティブディレクター。

自分がデザインしたものが
カタチになる喜び。

佐川印刷を知った最初のきっかけは、大学での合同企業説明会でした。そのときに話を聞いて印刷に少し興味をもったのですが、その数日後にあった出来事が決定打となりました。大学の入学案内の取材を受けることになったのですが、取材してくださった方が「ウチで作っているんだよ」と仰って。そう、そのパンフレットを制作していたのが佐川印刷だったんです。大学ではずっとデザインを学んでいたので、「自分の出身大学の入学案内を、自分の手で作れたらすごくいいな」と思ったのを強く覚えています。

いま私が所属している京都制作課では、カタログやチラシをはじめとする印刷物の企画立案からデザイン、入稿データの作成までを行っています。私の担当は、デザイン作業。ラフを手描きするところから始めて、印刷工程に入れるデータ作りまでを担当しています。いちばんやりがいを感じるのは、やはり自分がデザインされたものがカタチになったときですね。それまでデータ上や紙1枚だけで見ていたものが、パンフレットなどの冊子になり、それがお客様に届いて「すごく良かったです!」と感謝の言葉をいただけたとき、やっていてよかったなぁと、とてもやりがいを感じます。

もっともっと、自分の“引き出し”を
増やしていきたい。

入社前は、自分で企画を考えてデザインに落とし込むという作業に少し不安を感じていていたのですが、それは配属初日に吹き飛んでしまいました(笑)。先輩から「こんなの作ってみて」と早速指示を受け、早くもデザイン作業をさせてもらえたんです。先輩のサポートのおかげもあって、自分なりにうまくできたかなという感触を得ることができました。

この「何にでもチャレンジさせる」という社風は、入社から3年経っても変わらない佐川印刷の魅力のひとつ。近頃では会社でMacと向き合っているだけでなく、実際に外へ出てお客様と直接打ち合わせをしたり、撮影の立会いをする機会も増えてきました。時にはお客様や先輩ディレクター、カメラマンなど、撮影現場にいるみんなで「こんな風に、このアングルから撮ったほうがもっといいんじゃない?」と議論したり、出来上がったものをみんなで見て「ああ、いい写真撮れたね!」と盛り上がったり。今はそれがすごく楽しくて、「これからは撮影ディレクションもできるようになりたい」「クリエイティブディレクターをめざしたい」と思うようになりました。

この目標を実現するためには、もっともっと自分の “引き出し” を増やさなければ、と痛感する毎日です。打ち合わせ時には私に無いアイデアが次々と出てくるので、先輩たちの引き出しの多さには驚くばかり。私も少しでも近づけるよう、できるだけ外に出てフリーペーパーを取ってきたり、ネットでも広告を積極的に見るようにしたり、常にデザインにアンテナを張るようにしています。また、いま担当しているあるホテルのレストランガイド制作時には、先輩たちが手がける他のレストランガイドを入手し、撮影法も勉強しています。

視野を広げて、
さまざまな業種を見てほしい。

ついこの間、私の出身大学の新しい入学案内パンフレットが刷り上がったのですが、自分のデザインが表紙に採用されて大喜び!誰の案かわからない中で選ばれたとのことなので、入社前に抱いた夢がひとつ叶ってとてもうれしかったですね。

いま就職活動中のみなさんへアドバイスしたいことは、最初から業種を決めつけず、さまざまな業種をまず見てみてほしいということ。私は大学で4年間、デザインの勉強をしていましたが、デザイン関連の業種に限らずに就職活動をしていました。たとえばアルバイトで経験したこと、身についたことなども考えながら、視野を広げていろいろな業種を見るところから始めたんです。最初はあまり決めつけず、いろいろな業種や会社を幅広く知ることが大事かなと思います。

My Private Time

ピアノに触れるだけで気分転換に。

小さいときからピアノを習っており、いまも2週間に1回くらいのペースでレッスンに通っています。先生も「気分転換においで」と言ってくださっているんですが、本当に、ピアノを触るだけでとてもいい気分転換になるんです。このかけがえのない癒しタイムのおかげで、オン・オフの切り替えがうまくできているのかな、と思います。

Interview Movie